朝早く新幹線に乗り長野から吉祥寺の現場へ、店舗引き渡しの確認に行きました。この現場は約4ヵ月前からの店舗デザインおよび設計のスタートだったので、商業施設の案件にしては結構時間のない案件でもありましたが、基本長野を本拠地として店舗デザインの案件を行っている中、吉祥寺にはオフィスもあるので施工に入ってからは比較的順調に事が進みました。

そこである什器の前で施工担当者さんと職人さんが何やら困った様子で立っていました。この什器はお菓子の計り売りをする為に、そのお菓子を入れるアクリルボックに合わせ設計デザインをした物。ただその施主さんが手配したアクリルボックス寸法が微妙にズレていてギリ入らない。。。。

そのアクリルボックスがこちら👇


沈黙する職人さん、施工担当者、私。。。。。しょうがないやりますか、と男前な職人さんと担当者さんはすぐにその場で什器を分解し始めました。

こんな感じで手際よく。

幸い現場は吉祥寺だったので、部材はすぐに手に入りました。

高さを5mm程度上げるために板を間に挟みビスで揉む。

職人魂ですな〜。

そしてアクリルボックス達はぴったりと什器に収まりました。

男前な職人さんと施工担当者さんは、これらを何も文句を言わずに淡々と仕事をしてくれました。当然追加費用もかかりません。そこは長い付き合いで私と一緒に仕事をしてくれているので、信頼関係がお互いにあります。ありがたい、感謝しかないです。長野を本拠地として店舗デザイン・設計をやっていますが、日本全国にこういった繋がりがあるのはとてもありがたい事です。